気が付けば2ヶ月ぶりの更新です。

久しぶりに聴きながらワクワクするコンサートに巡り会いました。9月28日(水)、ピアニスト清水和音さんのデビュー30周年記念5日連続コンサートの初日です。会場は銀座のヤマハホール、ゲストは小曽根真さんです。

ヤマハホール外観 つややかできらびやかなヤマハホールの外観

パンフレットには、
 モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ短調 K.448
 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版)  ほか
とだけ。
この2曲も良かったのですが、それでも、今夜のメインは 「ほか」 にありました。

前半の2曲目には、クラシックピアニストがジャズピアニストに仕掛けた「トルコ行進曲」、後半の2曲目は、清水和音がアドリブに挑んだチック・コリアの「クリスタル・サイレンス」、そしてアンコールは、アドリブをさせた仕返し(?)だというラフマニノフのワルツと、会場からの飛び入りを加えて再び「トルコ行進曲」。

とにかく予想もしない展開と演奏に、久しぶりにワクワクしたコンサートでした。パッケージされたものには記録されない、音楽がまさに今紡がれていくその瞬間の、その場にいる人だけが共有できるこの空気、緊張、期待・・・。やっぱり「ライブ」っていい。

今夜ここでしか聴けない素晴らしいパフォーマンス、最高のコンサートでした!!

ipodなどで気軽に、何かのついでに音楽を聞くのも悪いとは言いませんが、音楽を聴くことに集中するというか、音楽を聴くことを主役にする時間をもっと楽しんでもらいたいと思います。

ヤマハホール内観 終演後のヤマハホール

会場のヤマハホールは、2010年春に新ヤマハ銀座ビルとともにリニューアル・オープンしたコンサートホールです。縦長のプロポーションと側壁のデザインが特徴的な333席のコンサートホールで、音響設計はヤマハ株式会社です。舞台上部の空間に余裕があるので、清水さんと小曽根さんが2人して力一杯鍵盤を弾いても、飽和せずきれいに響いていました。くせのない、奥ゆかしい響きという印象です。

ひとつ残念だったのは、開演前の携帯電話の注意や終演を告げるアナウンスの音量がビックリするほど大きかったことです。始まる前の期待感と終演直後の余韻を妨げないような配慮が欲しかったです。


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