先日、区内の中学校の吹奏楽部が集まる演奏会が区民会館でありました。
演奏から戻った娘に感想を聞くと、
「舞台裏のチューニング室は冷房が効き過ぎて寒いのに、舞台は超暑くてチューニングが狂いまくり。チューニング室なんだからもっと舞台との温度差をなくして欲しい。」
と、ごもっともな意見が返ってきました。
公共ホールの設計に携わる身として、様々な理由で妥協せざるを得ない状況は理解しながらも、ごく普通の公立中学のごく普通の吹奏楽部の1年生でも、これくらいのこと思うんだと再認識です。
誰のために造るのか、何のために造るか。
設計だけでなく運営の面でももっと利用者の目線になって行きましょう。