デジタルアンプが発する高周波ノイズが赤外線ワイヤレスマイク回線に影響し、音声にノイズが乗る現象を経験しました。
デジタルアンプの発生するノイズがスピーカ線から輻射されてアンテナ線や受光部に影響しているようで、アンプと赤外線ワイヤレスマイクの受信機がラック内で近接している場合や、アンテナ線とスピーカ線が並走して配線されている場合に見られるようです。
ノイズは音声が出ている時だけ、音声の抑揚に呼応して発生していましたので、定常的なザーというものではなく、ザッザーザザッザーといった感じのものです。
場合によってはノイズではなく、赤外線マイクの受信ができないとか、受信可能距離が極端に短くなる、といった症状になることもあるそうです。
これらは赤外線ワイヤレスマイクのチャンネルのうち、ノイズの周波数に関係するチャンネルに発生します。そのため使用しているチャンネルによっては、デジタルアンプと併用しても症状が現れない場合もあります。
あるメーカーの赤外線ワイヤレスマイクのカタログには、デジタルアンプのノイズについて注意書きがあるそうですが、私は知りませんでした。知らなかった方も多いのではないでしょうか。
そのメーカーの方によると、事後対策としては、アンプにスピーカ線が接続された状態で、アンプのスピーカ出力のマイナス端子とアンプ筐体のグランドをコンデンサを介して接続することで対策できるとのことです。実際に担当している現場で上記の対策をして頂いたところ、十分な効果が得られました。
スピーカ線をシールド線にすることでも効果があるとのことです。
今後計画される際にはご注意ください。(自分も含めて)
また、もし類似の症状がある場合には、一度、上記を参考に赤外線ワイヤレスマイクのメーカさんに相談されてはいかがでしょうか。
デジタルアンプの発生するノイズがスピーカ線から輻射されてアンテナ線や受光部に影響しているようで
ノイズは音声が出ている時だけ、音声の抑揚に呼応して発生していましたの
場合によってはノイズではなく、赤外線マイクの受信ができないとか、受信可能距離が極端に短くなる、といった症状になることもあるそうです。
これらは赤外線ワイヤレスマイクのチャンネルのうち、ノイズの周波数に関係するチャンネルに発生します。そのため使用しているチャンネルによっては、デジタルアンプと併用しても症状が現れない場合もあります。
あるメーカーの赤外線ワイヤレスマイクのカタログには、デジタル
そのメーカーの方によると、事後対策としては、アンプにスピーカ線が接続された状態
スピーカ線をシールド線にすることでも効果があるとのことです。
今後計画される際にはご注意ください。(自分も含めて)
また、もし類似の症状がある場合には、一度、上記を参考に赤外線ワイヤレスマイクのメーカさんに相談されてはいかがでしょうか。