今年1月のJATET技術展2016のセミナーで紹介・解説されたJATET規格「劇場等演出空間における音響設備動作特性の測定方法」JATET-S-6010:2016 が、JATETのホームページで購入できるようになっています。
規格書の表紙
昨年末(2015.12.26)の本ブログでも紹介したとおり、この測定方法は、1985年に旧日本劇場技術協会から発行され参照されてきた「電気音響設備動作特性の測定方法 JITT A2001」を、現在の状況や技術、関連規格に応じて改訂したものです。
次の5つの測定項目について規定されています。
・伝送周波数特性
・音圧レベル分布
・安全拡声利得
・最大再生音圧レベル
・残留雑音レベル
旧規格の考え方を踏襲しつつも、現在の運用状況や音響技術や関連JIS規格等との適合のために、一部の測定項目では測定条件等を改めている部分もあります。音響設備設計や施工に関わる皆さんには関連の高い内容ですので、早急に入手されて、新規格の理解と普及にご協力をお願いします。
購入方法など詳細はJATETのホームページをご覧ください。
http://www.jatet.or.jp/publish/